宅配便・引っ越しの荷物を守る!ダンボールの注意書きの書き方とコツ
こんにちは!東京の運送会社、ハコブ株式会社です。
荷物の運搬や梱包に欠かせない「ダンボール」。宅配便や引っ越しの際に重宝されますが、蓋を閉じてしまうと中の様子を確認できなくなるという欠点があります。
中身がわからず取り扱いを誤ると、荷物を破損させてしまう恐れがあります。
そういった事態を避けるため、特に取扱いに注意が必要な荷物には「注意書き」を行うことが有効です。「注意書き」を記載することで、荷物を運ぶ人にダンボールの中身の情報を伝えたり、荷物の取り扱い方を指示することができます!
この記事では、「宅配便などでよく使われている注意書きと記載する際のポイント」そして「引っ越しのダンボールに記載する情報の書き方」をご紹介します。
荷物を送る方、引っ越しをされるご予定の方は、是非参考にしてみてください!
注意書きとは?宅配便や引っ越しで使われる代表的なもの
注意書きは、その意味を正しく理解した上で、適切なものを記載することが大切です。代表的なものをご紹介します。
天地無用(てんちむよう)
「この荷物の上下を逆さにしてはいけない」という意味の注意書きです。
家電や食品、植物など、上下を逆さにすることで破損したり、変形する恐れのある荷物に対して使われます。
横積厳禁(よこづみげんきん)
「この荷物を90度傾けてはいけない」という意味の注意書きです。
液体が入っている物や、精密機器などを配送する場合によく使われます。
上積厳禁(うわづみげんきん)
「この荷物の上に他の荷物を重ねておいてはいけない」という意味の注意書きです。
軽くてつぶれやすいものなど、上からの衝撃に弱い荷物を送るときに記載します。
「下積厳禁」という注意書きもありますが、こちらも「荷物の上に他の荷物を乗せることを禁止する」というもので、意味は「上積厳禁」と同じです。
角落厳禁(かどおちげんきん)
「角をぶつけてはいけない」という意味の注意書きです。四角い形の荷物やパネルなど、角を折れないようにしたい荷物を運ぶ場合に記載します。
他にも生鮮食品に記載する「ナマモノ」や、割れやすい荷物に記載する「割れ物注意」などの注意書きがあります。
注意書きをする際のポイント
目立つ場所に、大きくはっきりと載せる
運ぶ人が分かるよう、伝票の近くや側面など、目立つ場所に注意書きをします。大手運送会社では専用のシールが用意されているので、営業所に問い合わせて郵送してもらったり、集荷の際に持ってきてもらいましょう。
「天地無用」のシールを貼る場合は注意が必要です。
「この面を上に」と書かれているシールは、上にしたい面に貼りますが、
矢印が記載されているシールは、矢印を指している方向が上になりますので、側面に貼ります。
どちらも記載されているシールは、真ん中にある線を境に、折り曲げて上面・側面に貼ります。
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「注意書きをすれば荷物は絶対に安全」とは限らない
注意書きはあくまで「注意喚起」が目的です。運搬時の破損リスク軽減は見込めますが、必ず荷物を注意書き通りに扱う義務があるわけではありません。また、ドライバーが指示通り慎重に運んでも、元々の荷物の梱包がしっかりされていなければ効果はほとんどありません。
荷物を送る際は、外部の衝撃に耐えられるようしっかり包装をしましょう。荷物をエアクッションで包んだり、箱と内容物の間に緩衝材を入れるとより安全です。貴重品や精密機器など、取り扱いに厳重注意が必要な荷物については、専用の配送サービスの利用も検討してみましょう。
引っ越しのダンボールには何を書く?
ここからは、引っ越しのダンボールに書くべき情報についてご紹介します。
以下の情報を記載しておけば、荷物の破損が防げるだけでなく、荷積みや荷解きの作業もスムーズに進めることができます。
ダンボールの中身
引っ越し業者は、ダンボールの中身を参考に積み込み作業を行います。「本」「衣類」「食器」など、内容物の情報を記載しましょう。
荷物を搬入する場所
「洗面所」「リビング」など、荷物を運び入れる場所を記載します。あらかじめ場所が指定されていれば、確認に時間をかけずに済むので、作業時間の短縮が見込めます。
注意書き
取扱いに注意が必要な荷物には、「天地無用」「上積厳禁」「割れ物」などの注意書きも併せて記載しておきます。赤文字のマーカーなどで書くと目立ちやすいです。
すぐ使う荷物
引っ越し後にすぐ使うもの(掃除道具や洗面用具、トイレットペーパー、軍手など)はダンボールにひとまとめにし、「すぐ使う」と記載しておきましょう。
こうしておくと、業者が荷物を取り出しやすい場所に置いてくれるので、引っ越し後すぐ必要になる物を探す手間が省けます。荷解きに対する精神的負担も軽減されるのでおすすめです。
引っ越し時のダンボールへの書き方のポイント
情報は2面に記載する
ダンボールの上の面と側面に記入しましょう。荷物情報を確認しやすく、作業がスムーズになります。
注意書きを多用する場合はラベルシールを使う
100円ショップや通販で「割れ物注意」や「上積み厳禁」等のラベルシールを購入することができます。目立ちやすい上に、ひとつひとつ手書きするより楽なので、注意書きを多用する場合は用意しておくと良いでしょう。
ダンボールに適切な情報を記載することで、輸送時の破損リスクを軽減したり、作業をスムーズに行えるようになります。宅配便や引っ越し時に、是非ご活用ください!
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