賃貸物件でも設置できる!おすすめ宅配ボックスと導入時のポイント
ネット通販の普及に伴い、「宅配ボックス」への注目が高まっています。宅配ボックスとは、届いた荷物を安全に受け取るための鍵付き設備で、置き配でも安心して荷物を保管できるのが特徴です。
賃貸物件に住む方にとっては、共用スペースの使用に制約があったり、設置コストが高かったりと、宅配ボックスの導入が難しい場合もあります。しかし最近では、低価格で手軽に設置できる製品が登場しています。
今回は、賃貸物件での導入におすすめな宅配ボックスについてご紹介します!
宅配ボックスの主な種類
簡易型
玄関先などに置くだけで使用できるタイプです。設置が簡単で、比較的安価に購入できるのが特徴です。必要なときだけ組み立てられるボックスタイプや、持ち運びが可能なバッグタイプなど、種類が豊富で利便性が高いです。
埋め込み型
建物に埋め込んで設置するタイプです。建物に固定されているため、防犯性が高く盗難の心配がほとんどありません。その分、設置には工事が必要で、購入費用だけでなく施工費用も高額になるため、主に戸建て住宅や長期利用を想定した物件で導入されることが一般的です。
設置型
玄関先や敷地内の好きな場所に設置できるタイプです。埋め込み型よりも工事が簡単で、設置場所の自由度が高いのが特徴です。また、簡易型よりも防犯性や耐久性に優れている場合が多く、賃貸物件でも許可を得た上で設置できるケースがあります。
貸物件で宅配ボックスを使用する場合は、玄関に置くだけで使える「簡易型」がおすすめです。設置が簡単で、省スペースかつ導入コストを抑えられるため、多くの賃貸物件で利用しやすいのが特徴です。また、必要に応じて移動や片付けができるため、引っ越しの際にも便利です。
ただし、簡易型は耐久性や防犯性が他のタイプに比べて劣る点に注意が必要です。盗難防止のために、盗難防止ワイヤーや南京錠を併用し、適切な対策を講じて安全に使用することを心がけましょう。
簡易型の宅配ボックスの例
折り畳み式ボックス
使用時にはしっかりとしたボックス型になり、使わないときは折り畳んでコンパクトに収納できます。
例)・千選千品 宅配ボックス
コンテナ型ボックス
頑丈な構造で、防水性や耐汚性に優れています。
例)・平和工業 収納箱
バッグ型ボックス
軽量で持ち運びが容易なバッグ型です。設置場所を選ばず、賃貸物件でも手軽に導入できます。
宅配ボックスを使用する際の注意点
設置前の確認
宅配ボックスを共用スペースや玄関前に設置する場合、他の住民の通行を妨げないか、また物件のルールに反しないかを事前に確認しましょう。場合によってはトラブルになる可能性があるため、オーナーや管理会社に設置許可を得ておくと安心です。
宅配業者に宅配ボックスの利用を伝える
宅配ボックスを利用する際は、宅配業者が分かりやすいように「宅配ボックス利用希望」のメモを玄関やポストに貼っておくとスムーズです。宅配ボックスの場所や利用方法などを簡単に記載しておくと、さらに円滑に対応してもらえます。
荷物の取り出し忘れに注意する
荷物を長時間放置しないよう、定期的に宅配ボックスをチェックする習慣をつけましょう。食品や貴重品が届く場合は特に注意が必要です。
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簡易型の宅配ボックスは、賃貸物件にお住まいの方でも簡単に設置できる便利なアイテムです。不在時でも安全に荷物を受け取れるため、再配達の手間を省けます。置き配を利用する方は、ぜひ導入を検討してみてください!
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