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安全輸送への取り組み〜「点呼業務」とは?

こんにちは!東京の運送会社、ハコブ株式会社です。


弊社では、安全輸送への取り組みの一環として、「点呼業務」を実施しています。

今回はそちらの業務について、詳しくご紹介いたします!



点呼業務とは?

運行管理者(もしくは運行管理補助者)が、車両の使用状況や運転者の情報を管理・把握するため、実施しているものです。


ドライバーの乗務前・乗務後に点呼を取り、出勤状況を確認すると共に、

ドライバーの健康状態や、トラックの状態等もチェックし、安全に対する指示を行なっていきます。



運送事業者は、ドライバーに対する点呼の実施、及びその記録・保存が義務付けられています。

しかし専門の知識が必要となるため、知識不足でしっかり対応できていない事業者も中にはいるようです。


運行管理は、運行上の安全を最大限確保するために、とても重要な業務となります。

ハコブでは営業所ごとに運行管理者・運行管理補助者を置き、

日々徹底して運行管理を行うことで、トラック事故の防止に努めています。



点呼の流れ

点呼は、基本的に乗務前と乗務後に行います。


<乗務前点呼>

ドライバーは、車のブレーキやタイヤ、灯火装置の状態など、日常点検を行い、

自身の健康状態と共に運行管理者に報告します。

運行管理者は、報告内容の確認を確認を行い、

アルコール検知器を利用して酒気帯びの有無もチェックしていきます。

てんかん、糖尿病など持病持ちの方に関しては、特に注意して安全状況を確認します。



その後、運転経路の道路や気象状況、運行の際の注意点などを伝え、安全に運行するための指示を行います。

これらの過程を経て、乗務してもOKと判断されたドライバーのみ、業務開始となります。



<乗務後点呼>

ドライバーは「乗務日報」という書類を提出します。

こちらの書類には、ドライバー名や運転を行なった車両番号、出庫・入庫の場所や時間、休憩時間、

飲酒・健康状態や車の点検の結果などを記録しています。


運行管理者は書類の内容を確認し、記入漏れなどがないか隈無くチェックします。

また、乗務前と同様にアルコール検知器を使用して、酒気帯びの有無を再度確認します。


車・道路の運行状況や、事故又は異常の有無などを口頭でも確認し、問題がないと判断されれば終業となります。



<中間点呼>

泊まりの運行などで、事務所で点呼ができない場合は、「中間点呼」を取ります。

点呼はドライバーが休息を取るタイミングで、電話にて行います。

実施する内容は対面時と変わりません。


点呼の内容は、運行管理者(もしくは運行管理補助者)が「点呼記録簿(点呼簿)」に毎回記録し、保管しています。




IT点呼について

点呼は基本的に対面で行われますが、弊社では「IT点呼」も実施しています。

IT点呼とは、IT機器を通して行う点呼のことです。

弊社ではパソコンを利用して、車庫や営業所から、別の営業所と繋いで疑似的に対面点呼を行なっています。

IT点呼は、交通安全対策などの取り組みが評価され、一定の条件を満たした営業所のみ、取り入れることができます。

点呼の際使用する機器は、国土交通省が定めたものに限られています。




ハコブでは、ドライバーの安全の確保と、安全に対する意識の向上のため、日々運行確認や指導を行なっています。

安全で確実な輸送を行うために、今後も徹底して取り組んで参ります。



弊社で実施しているドライバー教育については、こちらの記事をご覧ください。


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